犬の耳

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読んだ本、聴いた音楽、観た映画などを忘れないための「いぬのみみ」です。くらしのお役立ち情報もお伝えします。

映画

アンドレイ・タルコフスキー『サクリファイス』

あらすじ 生命の樹を植える誕生日に核戦争は起こった!言葉を話せない息子、絶望に混乱する愛すべき人々のために、父は神と対峙する…。 1986年カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを初めとする史上初の4賞を受賞した、映画史に燦然と輝く、タルコフスキ…

アンドレイ・タルコフスキー『惑星ソラリス』

[あらすじ] 人間は過去の出来事や故人の想い出を意識の奥底にしまいこんできた。太陽系とは別の銀河系に属する惑星ソラリスの理性をもつ海は、想像を絶する独自の理性をもつ超知性体であり、その海は人間の潜在意識を実在する形に変換する不思議な能力をもち…

ピエール・ジュネ『アメリ』

[あらすじ] 空想好きの小さな女の子アメリは、そのまま大人になってモンマルトルのカフェで働いている。彼女の好きなことはクレーム・ブリュレのカリカリの焼き目をスプーンで壊すこと、周りの人たちの人生を今よりちょっとだけ幸せにする小さな悪戯をしかけ…

森達也『FAKE』

もう数年前のこと。卒論の構想を書く中で、柳宗悦の説く「直観」の現代における重要性をとある”時の人”を例に挙げて説明したことがある。佐村河内守。耳の聴こえない作曲家として世が評価し、持ち上げ、そして「ゴーストライター」が発覚して世間から糾弾さ…

チャールズ・チャップリン『ライムライト』

[あらすじ] 人生の美しさと哀しみを、残酷かつ美しくつづった、チャップリンの白鳥の歌。落ちぶれた老芸人カルヴェロは、自殺未遂をはかったバレリーナを救う。彼女は足の病気で二度と踊れないと絶望していた。カルヴェロは彼女を励まし、勇気づける。そして…